ディジェスティーヴォで宴会の余韻を楽しもう

ディジェスティーヴォとは

ディジェスティーヴォとは、イタリアンのコースで最後を飾る食後酒やティーなど食後に飲むドリンクのことを指します。
宴会というとお酒のイメージがありますが、お酒に限らず、コーヒーや紅茶なども含みます。
順番的には甘いドルチェを頂いた後の宴会の最後の最後を飾るアイテムなので、コーヒーや紅茶を頂くイメージが強くなりますが、逆に食後酒としてお酒を楽しんでもかまいません。
楽しかった宴の余韻を楽しみ、職場の仲間と明日からも頑張ろうと笑顔で会話をしたり、宴会が終わればしばらく会えなくなるお仲間なら、久しぶりの再会を祝して次に会うまでの語らいの時間をゆっくり過ごすために欠かせないアイテムです。

食後酒のおすすめ

ディジェスティーヴォにおすすめのアルコールは、お肉やお魚などに合う濃厚な赤ワインや辛口の白ワイン、杯を重ねてしまうビールとは異なり、ゆっくり味わいながら楽しめるタイプや、お口の中をサッパリとリフレッシュさせてくれるもの、食後のデザートとしても楽しめる甘いテイストのものがおすすめです。
お口の中を爽やかにし、脂っこいお料理や甘ったるいドルチェもスッキリさせてくれるレモンリキュールのリモンチェッロや、シンプルな味わいが楽しめる蒸留ワインのグラッパをはじめ、ドルチェだけではまだ物足りない甘党の方なら甘く濃厚なデザートワインやアイスワイン、ヴィンサントなどがいいでしょう。

ノンアルコールなら

もうお酒は十分という方やドルチェの後にはコーヒーに決まっているという方、お酒が飲めない方や飲んではいけない車を運転される方なら、断然エスプレッソがおすすめです。
イタリアンのコースの〆といえば、エスプレッソといわれるほどの王道ドリンクです。
エスプレッソは3口から5口程度で飲み干せるほどの小さなカップで供され、クレマというきめ細やかな泡が特徴の濃厚なコーヒーです。
瞬間的に抽出する独特の淹れ方でクレマの中にコーヒーのアロマや旨みが凝縮されています。
サッパリと楽しみたい方や、直前にいただいた甘いドルチェの味をすっきりさせたい方、等分が気になる方はそのまま飲んでもかまいませんが、一般的なコーヒーに比べてかなり苦みが強いです。
日本でいえば、煎茶に対する抹茶のような感覚です。
本場イタリアでは、ほろ苦いエスプレッソに山ほどの砂糖を入れて飲み干します。
さらにカップに残った砂糖をスプーンですくって飲むというのが習慣で、最後の最後は甘いテイストで〆るというのが本場らしいスタイルです。

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