宴会のイタリアンのフルコースで登場する様々なチーズ

前菜やおつまみ、サラダからメインディッシュに主食、デザートまで

宴会のコースはイタリアンと言われて、思い起こすのがピザやパスタなど数々のチーズを使ったお料理です。
コース料理でも様々なメニューで登場することが期待できますが、たとえば、前菜やおつまみとしてスライスしたものが供されたり、野菜やフルーツと合わせたサラダで供されるほか、メインとしてのグラタン風や肉にチーズを挟んだり、ソースを魚にかけたりした料理やパスタに散らしたり、ソースに絡めたりするほか、ニョッキやリゾットなどの主食やピザとしても登場します。
さらにデザートにもマスカルポーネを利用したティラミスやジェラートが供されることもあります。
全てで使われることは稀ですが、これらのうちの1つから数品は使用されることが期待できるイタリア定番の食材であり、好きな方にとってはたまりません。

お酒のおつまみにおすすめのチーズ

オードブルやお酒のおつまみとしてスライスさらて供されたり、ソースなどに混ぜられて使われるのが世界の三大ブルーチーズのひとつである、イタリア原産のゴルゴンゾーラです。
イタリアの都市であるミラノの地名から命名されています。
風味や独特のクセを出すためにわざわざ青カビをつけて熟成させたタイプは、人によっては食べにくいものもありますが、ゴルゴンゾーラは比較的クリーミィで食べやすいのが特徴です。
また、同じく名前に地名が由来しているパルミジャーノ・レッジャーノは、パルマとレッジョ・エミリア近辺で作られており、イタリアでも非常に価値の高いものと評されています。
熟成期間は18ヵ月から3年以上と長く、強い旨味と芳香が特徴ですが極めてハードタイプなので、薄くスライスしておつまみにいただいたり、すりおろしてパスタやグラタン、ピザにかけたり、サラダやスープ、ソースにも使われます。

日本人にも食べやすいモッツァレラやマスカルポーネ

モッツァレラはイタリアの定番チーズで、通常は水牛の乳で作られます。
日本ではあまり見られない真っ白な見た目と軟らかさが特徴で、フレッシュな食感を楽しめます。
スライスしたモッツァレラとスライストマトを重ねたサラダのカプレーゼをはじめ、ピザとしてもおすすめです。
濃厚な黄色いタイプより、イタリア人は真っ白で柔らかでクセのないモッツァレラのピザを好む方も多く、バジルとトマトソースを合わせてマルゲリータで楽しんだり、トマトソースなしでイタリア産の生ハムと千切ったモッツァレラをたっぷり乗せて焼いたピザも人気です。
マスカルポーネはティラミスなどデザートに用いられるほか、ブドウなどのフルーツと合わせたり、甘口のワインのお伴にもおすすめです。

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