メニューを確認してプラスしたいコントルノ
コントルノとは野菜の付け合わせのワンプレートを指し、イタリアンのフルコースでは予め、肉や魚を使ったメインディッシュであるセコンド・ピアットの次に供される場合と一緒に出される場合がありますが、必ずしもコースに組み合わせていない場合もあるので、もし野菜をしっかり摂りたい場合や料理数を増やしたい場合には、宴会の予約時にコース内容を確認して、リストになければプラスでオーダーをしましょう。
内容はシェフにお任せすれば、コースの肉や魚のメインに合う野菜や、季節の野菜を使って用意してくれます。
http://www.kadusaya.info/behomazun.html
付け合わせは別皿で
イタリアンとフレンチのコースは似た料理も多いため、多くの方が混同されがちです。
そのため、メインディッシュの肉料理や魚料理にはサラダが付いてくるのが当然だし、お皿にどーんとお肉やお魚が乗っているだけではなく、季節の蒸し野菜やグリル度野菜、生野菜やフルーツが彩りよく盛り付けられているのが普通とイメージされる方もいるかもしれません。
フレンチの場合は肉や魚のメインのプレートにもポテトや人参、季節の野菜などが付け合わされ、一緒にサラダも付いてくるスタイルが一般的です。
ですが、イタリアンの本格的なコースではメインは肉または魚の料理がドーンと乗っているか、ふんだんな野菜が含まれたタイプではない肉や魚の煮込み料理などが盛り付けられており、野菜は別皿でオーダーするのが基本となります。
コントルノはオプション的な存在でもあるので、野菜があったほうがいい、若い出席者の野菜不足を補いたい、女性や中高年の方など健康を意識している出席者が多いといったときには、ぜひオーダーを忘れないようにしましょう。
季節の野菜を好みの調味料でいただく
コントルノはどのようなものが出されるかというと、王道はサラダです。
イタリアン野菜を中心に、季節の野菜などを採り入れた生野菜や蒸し野菜、グリルした野菜などの盛り合わせなどが供されます。
本格的なイタリアンのお店では味付けはほとんどされておらず、様々な調味料がテーブルに並べられます。
イタリアンには欠かせないオリーブオイルをはじめ、白ワインビネガーや赤ワインビネガー、バルサミコ酢などのイタリアで人気のお酢類、塩や胡椒、バジルやオレガノなどのハーブ類などのボトルが並べられるので、各自、自分好みに味付けしていただきます。
もっとも、最近は巷で人気で日本でも多くの方が認知度を高めている、バーニャカウダソース付きの野菜の盛り合わせであるバーニャカウダが供されることもあります。